高野山の学僧でもあった覚鑁(かくばん)上人によって開創された新義真言宗の総本山。
興教大師の御廟(お墓)を守り続けております。開山以来、約900年の伝統を誇り、山内には日本最大の木造の『大毘廬遮那法界体性塔』(だいびるしゃなほっかいたいしょうとう)通称「大塔」のほか、大伝法堂には重要文化財の本尊大日如来(だいにちにょらい)・金剛薩埵(こんごうさった)・尊勝仏頂(そんしょうぶっちょう)の三体が奉安されています。
和歌山県北部に位置し(大坂市内から約60分・関西空港から約30分・神戸市内から約90分・京都市内から約95分)葛城連峰の端に、およそ350万㎡の境内を有し、史蹟・根來寺境内は中世のたたずまいを残し四季折々、桜・新緑・紅葉が変化に富み多く参拝者の目を楽しませてくれます。
「三国一のきりもみ不動」で有名な不動尊を本尊としています。興教大師覚鑁上人が難に遭われた時に身代わりとなって守られたので、この名があります。その為、交通安全・厄除祈願の身代わり不動さんとして有名です。
この不動堂は17世紀中期に建立され、県下に遺存例の少ない八角堂として重要な建造物です。令和元年に重要文化財に指定されました。
新義真言宗 総本山 根來寺(ねごろじ)
和歌山県岩出市根来2286
電話:0736-62-1144
最寄り駅:JR阪和線「和泉砂川駅」又は「紀伊駅」下車
京奈和自動車道「岩出・根来IC」から右折
「岩出・根来インター南」交差点を左折