当院は関ヶ原の戦いのあった16 0 0年頃、今から約400年前に京都府伏見区藤森から宥意(ゆうい)上人によって和歌山市に移転してきたと伝えられています。しかしながら太平洋戦争でお寺は全焼。過去資料も含め焼失してしま います。その後昭和に本堂を再建。現在に至ります。
当院の参道から見える本堂。本堂の屋根にある鬼瓦は他寺ではあまり見られない「おかめ」下り棟の鬼瓦は「ひょっとこ」になっています。鬼瓦とは厄除けや魔除けとして怖い鬼の顔で追い払う意味が含まれていますが、当院では『「厄」も「魔」も寄ってこい笑顔にして円満(園蔵院の園とかけている)にし てみせようぞ』との気持ちでつくられたのだとか。
他にも塀瓦には「桃」が乗っています。桃は中国では神様や仙人に力をあたえる果物と言われていて邪気を払い、長寿を与えると言われています。日本でも神聖な果物として扱われていて、鬼を退治する桃太郎や桃の加護で健やかな成長を祈る行事「ひな祭り(桃の節句)」などがあります。
また鷺、蛙、鯉、蛾などお寺の壁や塀に居ますので探してみてください。当院は関ヶ原の戦いのあった16 0 0年頃、今から約400年前に京都府伏見区藤森から宥意(ゆうい)上人によって和歌山市に移転してきたと伝えられています。しかしながら太平洋戦争でお寺は全焼。過去資料も含め焼失してしまいます。その後昭和に本堂を再建。現在に至ります。
お地蔵様に限らず仏様を北向きにすると下座になるため南を向いていることが多いのですが、当院の六地蔵様は北を向いています。これはお地蔵様が下座になって人々に寄り添い、願いや悩みから救いたいとの思いからあえて北向きに配されています。
二七日忌守り仏 ご縁日毎月8日
明算真言宗 圓蔵院(えんぞういん)
和歌山市南相生丁28
電話:073-422-6710
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